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【挑戦しなければ、「敢え無く」には会えない】

⁡「とりあえず」のつもりで行うことは永久に続くことが多い。
習慣によって、1日が作られ、1週間が作られ、自分が構築されていくことは誰でも理解している。それだけ毎日の習慣が大切かというのは、ご承知の通り。

⁡ 「とりあえず〜をしておこう」
「とりあえずこれでいいや」

⁡ なんとなく始めた行動が、今もずっと続いていることが実は日常に溢れている。 ⁡

とりあえず買った財布を10年使い続けている。
とりあえずあとでやろう、と思って避けてきた事が、今でも手付かずのまま。
とりあえず生!と居酒屋で注文する時の第一声もあるかもしれない。

⁡ 「とりあえず」は「取り敢えず」
「敢ふ(あふ)」にはいくつかの意味がありますが、この場合は「ことを全うする。〜しきる」の意味。 ⁡

つまり、
1つの物事が終わらないうちに、さしおいて別の事を行うことを意味する。 ⁡

それは時に中途半端と表現されたり、後回しにするというあまり良くない意味で使われたりもする。 ⁡


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永久に続くと思ったことほど、その場限りで終わることが多い ⁡

「今がずっと続けばいいな・・・」
誰かの歌詞にもありそうですが、
最近こう思ったことはありますか?

⁡ 大切な誰かと一緒に過ごしている時間かもしれないし、
舞台に立って拍手喝采を浴びている瞬間かもしれないし、
ポテチを食べながらソファーに転がってネットフリックスを見ている時かもしれない。 ⁡

大きな幸せも小さな幸せも、一生続く事はない。
良いことも悪いことも、永遠に続く事はない。
止まない雨はないし、明けない夜もない。

⁡ そうだとしても、1秒でも幸せな瞬間が多い人生を多くの人が望んでいるはず。
幸せとは、
「嬉しかったこと」
「楽しかったこと」
至極シンプルな経験や体験のこと。 ⁡

『親しい友人』が幸せだと、私たち自身の幸福度がおよそ15%上昇し、
『友人の友人』が幸せだった場合でも、自分の幸福度は8%上昇するそう。

⁡ そう考えたら、確かに今がずっと続けばいいと思う時間って、誰かと一緒に過ごしている瞬間が多いように感じる。少なくとも僕はそうだ。 ⁡

自分1人で全てを解決する必要はなくて、迷ったりしたら、他人に委ねてみることも大切。結果的にそれが自分の幸せに繋がる可能性がある事も科学的に証明されている。 ⁡


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「とりあえず」のつもりで行うことが永久に続くこともある

⁡ 今、著書の梱包、発送作業をしている中で、
「今までこんなにたくさんの人に出会って来たんだなぁ」
という想いを改めて感じている。

自分自身も、日米半分の生活と、風来坊的ライフを送っていて、
そして昨今の状況により、なかなか直接会えていない人も少なくないのですが、
本を出版するという事で、ご注文を頂いた方に1冊ずつサインをさせてもらっている中で、その人との出会いを思い出しながら郵送しています。 ⁡

中にはSNSで知り合って、まだお会いしたことのない人もいる中で、どんな中身も分からないのに購入してくれる人がいる事が本当に有り難く、嬉しい事で。 ⁡

「敢えて」とは
・しなくても良いことを困難や抵抗に反して意図的に行うこと、わざわざ、無理矢理
といった意味のある言葉で、

⁡ 今までも、たまたま知人に誘われたから、
「取り敢えず」の気持ちで会った人もいたのも事実。
「取り敢えず」の気持ちでメールしてみた人もいるのも事実。
でも、その中で今もずっと繋がっている人もいるのも事実。

⁡ 新型ウィルスの中で、あえなく色々なイベントも中止になっている。 ⁡

ただ、
「敢え無く」という言葉は、
挑戦したけど、失敗した時に使われる言葉。 ⁡

つまり、
挑戦しなければ、「敢え無く」には会えない。 ⁡

⁡ トリアエズ、やってみよう。
やっても敢え無くダメになるかもしれない。でも敢えて、取り敢えずやってみる。
その出会いや幸せの瞬間が、一生続く事もあるかもしれないから。