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【Experience Extraordinary Everyday】

2023年5月、2週間、車でヨーロッパ10カ国を訪問し、
その後イギリス、アラブと行きながら日本に戻ってきました。
世界におよそ196カ国ある国の中、1ヶ月弱で12カ国に訪問してきました。

時間とお金はかかりましたが、昨年のアメリカ横断に引き続き、今回もまた旅から日常では得難いものをたくさん学び、体験することができました。
改めて、今回の旅で学んだ3つにをまとめると、

「人生はこうあるべき、旅のように毎日が変化する日々を送りたい」
「目標がなければ、どこに行っても飽きてしまう」
「英語の大切さ」

のような事がありました。

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変化する毎日


1日1国に近いペースで移動していく中で、毎日のように『世界遺産』を目の当たりにしながら旅は進んでいった。
イタリアが世界遺産の多い国の世界一の国で、その後、中国・ドイツ・フランス・スペインとベスト5のうち4国がヨーロッパ、今回訪問した国にある。

時間も限られていたので、自ずとそのような有名な場所を中心に回っていく中で、毎日が目まぐるしく変わっていき、旅行中は昨日の事がもう遠い昔のような感覚になるくらいに変わる日々。
国も変わり、通貨も変わり、食事も言葉も変わっていく。

今振り返ってみてもかなり昔の時のような感覚。想定しない事が起きてしまうから旅は面白いし、飽きない。
その中で、自分の日常はどうなんだ?と考えてみる。

僕個人としては、毎日が刺激的で変化のある毎日を過ごしたいと思っているタイプなので、普段の生活からこのような毎日を送る事ができるように行動を変え、習慣を変え、それこそ仕事のスタイルも考える必要があると強く感じた。

物理的に移動しなくても、変化のある毎日を送る事だってできる。

旅はその一つの手段に過ぎない。海外旅行や海外生活が、人の価値観を大きく変える可能性があるのは既に認知されていると思うが、何気ない当たり前の行動を少しでも変える事ができれば、変化する毎日を過ごせるかもしれない。
先の見えない時代だからこそ、自分で未来を描く。

自分で切り開くのと、既存の道を歩くのでは、例えゴールは同じであっても、充実感は相当違うはず。

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どこで生きるか?


昨年から行なっている旅シリーズでは、個人的には今後自分がどんな場所に住みたいか、どんな人と一緒にいたいか、などを肌で感じる旅でもある。
雪国生まれの自分にとっては、暑すぎる気温や強い日差しを浴びすぎると、ちょっと身体の調子がおかしくなる、ような気がする。生まれた場所が関係するのかどうかは分からないけど、夏より冬派。暑いより寒い。
温度一つとっても自分に快適な気温があるのに、そこに食事や治安、物価や人間性など、様々な要因が重なって、自分にとってベストの場所が見つかる。

もちろん全て自分の思うままの場所は無いかもしれない、だけど、あるかもしれない。

それは、まだ見ていないからだけかもしれない。
だから、自分で体感したい。


それぞれの国には、その土地ならではの『空気感』がある。なんとなく感じたこともある人も多いはず。
日本でも東京のような大都市では、歩くのも早い人が多く、どこかせかせかしているイメージ。
僕の地元の新潟では、人もそれに比べれば少なく、どこかゆったりしている空気感が流れている。

ニューヨークでも、一つストリートを外れると、そこまで安全そうだったのに、なぜか殺伐とした空気が漂う、気の引き締まるような通りもある。

多分この『空気感』はガイドブックやVRでも体験できないはず。だからこそ、自らの足でお金の時間をかけて行く価値がある。あくまでそれは”疑似”体験に過ぎない。

ただ、たくさんの場所を訪れて、自分に合っていると感じるような場所もあったけど、その先を想像してみたら何か物足りない。結局そこでやりたい事や成し遂げないことが無ければ、どこにいても変わらない。

どこで生きるか?も大切な人生の要素だけど、多分それ以上にどう生きるか?の方が大切になってくるかもしれない。

自分の信念がある人はどこで生きても高い可能性で何かの結果を残す事ができるからだ。結果は形に残るものだけではなく、心身の充実感もそれに含まれる。人生の満足度。

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言葉の壁


今回の旅では、主要な観光スポットには行ったが、宿泊する場所は値段や車上荒らしなどのリスクを避けて、少し離れた場所に泊まる時が多かった。なので、一般的な駅前のホテルなどではなく、通常の生活を送っている住宅街にある家(AirBnB)などで見つける宿も多かった。

なので現地の生活をしているホストの方とのコミュニケーションになるのだけど、もちろん会話は基本は英語。
お互いに母国語ではないので、途中たどたどしい英語もあったけど、ある程度、意思疎通もとる事ができた。

宿の宿泊に関して、レベルは違えど本当に英語が全く通じなかった事はほぼなかったし、ホテル以外でも現地のガソリンスタンドやスーパーなどでも、ほぼほぼ英語でコミュニケーションができた。レストランでもメニューには多くの場合で英語も記載されているので、なんとなく理解できた。

海外で挑戦したいと思った時に、特に日本人にとって、この『言葉の壁』が大きく立ちふさがる。
特にビジネスの場面によっては、言葉が流暢に話せないだけで、下に見られたり、同じ立場で話を聞いてもらえなかったりする場合もある。

ただ、今回行ったヨーロッパ圏では、母国語がフランスやスペイン、イタリア、ドイツ語になるので、
お互いに母国語じゃない英語で話すという事が、英語を話すことに抵抗がある人にとっては、逆に話しやすい環境にあるのではないかと感じた。


相手も自分の英語が完璧ではないと思っているので、自信なさそうに話す人もいた。
英語を恥ずかしくて話そうとしないのは、日本人に限ったことではなく、母国語が英語じゃない人だって少なからずそこにコンプレックスを抱えているわけで。

「僕の英語が下手でごめん」とかも言われた時もあった。いやいや、こちらこそ、という感じだけど、だからこそ、こちらも間違ってもいいんだという感じで話す事ができた。

でも、それも最低限の英語力があってこそ。
これすらなかったら、ボディランゲージのみで勝負することになってしまう。

改めて、英語というものの大切さ、そしてそれの便利さに気付かされた。
逆にいうと、それさえあれば、挑戦する壁はかなり低くなる。

まだまだこれまで、アメリカをはじめ、カナダ、タイ、パラグアイ、そして今回の12カ国しか行った事がないから、17/196
まだ世界の10分の1に満たない世界で生きている。

今あるものに感謝し、そしてまだまだ見たことのない世界が待っていると思うと、ワクワクしますね!



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