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【努力は出し惜しまない】

【努力は出し惜しまない】
~Spare no effort, and Spread the efforts~


9月になりました!
 



8月は東京と新潟の往復の日々でしたが、パフォーマンスやワークショップ、NYエンタメの会を開催したり、今月の活動の打ち合わせやリハーサル等、たくさんの人の前で発信できる機会を頂きました。 また、クラウドファンディングも無事に目標を達成する事ができました。ご支援頂いた方々、またシェアしたり、ご覧頂いた方々も本当にありがとうございました。このご支援を活用し、残りの日本滞在の約4ヶ月、一人でも多くの子ども達に想いを届ける事ができるように、どんどん発信していきます。  

与えられるものがあるうちは与えろ

プロダンサーとして活動していく中で、多くの人が抱える問題は
『ギャランティー』
つまり、その価値をどうやってお金にするか。  

ダンスに限った事ではないですが、芸術と言われるものに関しては、この問題はずっとついて回る問題。そして、僕の場合、今現場の7割が学校関係になるため、更にこの問題に頭を悩ませる事が多い。
ピカソの有名な話にも、30秒で書いた絵に100万ドルをつけたという逸話があります。ピカソ曰く、   

『30秒でなく、30年と30秒の価値』

だと。  

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僕がダンスを始めたきっかけの一つに、ダンスはどこでもできて、体一つで周りの人を驚かせる事ができる表現方法だという事がありました。なので、そもそもそこに価値などは無く、むしろ無いからこそ惹きつけられらものでした。
ただただ踊る場所がある事が嬉しくて、それを見て喜んでもらっている事が何より自分が嬉しく思う瞬間だった。  

しかし、次第にこの”ダンス”を生業として続けていくためには、その価値を多くの人に知ってもらい、伝える必要が出てきた。
その中で、お金もかからず、いつでもどこでもできるこのダンスを仕事とするために、ダンスレッスンを行なったり、パフォーマンスや講義などで技術を伝える事も多く行なってきた。また、その価値を自分で下げてしまわないように、ある程度の条件も常に設けて、条件が合わなければ断る事もあった。

ダンスと出会って約15年。今思うのは、

与えられるものがあるうちは、与えなければもったいない。  

という事。  

自分の表現が誰かのためになるのであれば、それを出し惜しみする事が一番もったいない。
自分がその場所に行くだけで、誰かを喜ばせる事ができるかもしれないのに、条件が合わないだけで実行できない事は本当にもったいない。
だから、今、色々な案件を受ける中で、僕の第一声は変わらず  

『行きます、やります』  

スタートはそこから。  

明日はきっと来る。
だけどそれは誰にも約束された事ではない。
 

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僕の場合は、海外生活も長くなってくる中で、家族や昔の友人ともすぐに会える距離ではなく、突然の事故などが起きてもすぐにかけつけられる訳ではない。その中で、「明日何が起きるかわからない」という気持ちを更に強く持つ事になった。  

表現活動の一番の醍醐味
「どこでも感動を与えられる」
 

努力を惜しまず頑張ってきたその努力を出し惜しみしないように。
タネをタネのまま腐らせないで。
 

行動が全て結果に結びつくかは誰にも分からないけど、それによって人生が変わる可能性は大きくある。  

9月~10月中旬にかけて、30回以上の現場、15箇所以上の学校を周ります。基本は新潟におりますが、ご縁があれば、どこでも行きます。そして、まだまだ11月以降も学校関係を中心に訪問していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。