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【人生の「あがり」とは?】

今の大人に対して、
中高生が抱くイメージ

82%が『大変そう』
59%が「楽しくなさそう」
90%が「疲れている」


結果、
10年後は不安と感じる中高生は66%



色々な動画やウェブサイトを見ている中で、”自己啓発”や”成功する人の習慣”、”アーリーリタイアメント”

このようなものを最近よく見ます。
これらの多くは若者、つまり今から老後2000万円問題に向けて、FIRE目指して、5、60歳で引退しちゃお♪
あとは好きに暮らしちゃお♪

そんな、人生を早く積みにしてしまおうという考え方。

自分の年齢に見合った生き方指南系のものは、
「リタイアしてアジアで暮らす」
「こうやって資産運用して暮らす」
とか、
若いうちにバリバリ働いて、将来の事をしっかり考えて老後はゆっくりやっていこう・・・みたいなモードのものばかり。

30歳、40歳、50歳になってもガンガン前に突き進んでパッション全開で行こうぜ!なんていうことを刺激してくれる内容はないんです。

なんでこういった内容のものばかりが世に出回っているのか?

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夢を叶えるとは、夢を達成するために必要な現状とのギャップを埋めていくもの

あなたの夢はどこにありますか?いつそれを叶えたいと思っていますか?

資産運用、NISAやiDeCoなども確かに大切だと思うし、コツコツ続けていくことで、複利の効果がどんどん増えるのも事実。


だけど、仮に毎月3万円を自分の「上がり」の人生に投資するより、その3万円を使って、なかなか会えない誰かに会いにいったり、普段食べれないような食事をしたり、ちょっと高級なホテルに泊まったり、小旅行をする、など、
そういう自己投資の考え方もあると思っています。

⁡⁡
本を読むことだって立派な自己投資。知識も複利の力で学べば学ぶほどどんどんお互いが反応しあって膨れ上がっていく。

ちなみに毎月3万円、利回りを仮に5%だとしても、
20年後に増える額は約500万円。

20年で500万円を増やすために、
毎月3万円払う。


それによって、
本当は出会えたかもしれない、
一生のうちに出会ってよかったと思える人との出会いや、

行ってよかったと思える場所に行く可能性が、
少なくなる、かもしれない。

自分がそれなりに年をとって、老後不安なく過ごすことが夢であれば、今からそのギャップを埋めるための行動をすれば良いと思う。
でも、それだけでいいのか?

ちなみに今回ニューヨークへ行くフライトも、少し値段は高くなりましたが、機内は人数が少ないので、とても快適に過ごす事ができます。ビジネスクラス並みの快適さ。
今回のフライトは、左右前後、誰も座っていなかったので、ゆっくり機内を楽しみながら13時間のフライトを楽しみました。

確かに出国前の手続きなどは、通常よりも手順が多かったりしますが、それでも自分を含め、必要であれば海外を行き来しながら活動している人は行動している。

実際に行ったり、会ったり、感じたりすることは、
ネットの普及で情報に価値が無くなっていく中、
一手間かけるという事へ対しての需要と希少価値は高まっている。

今までのように気軽に海外へ行けないとなれば、反対に行ける人の旅の体験価値も相対的に上がる。

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疲れたら途中で歩いてもOK

何をもって機会損失というのかは人それぞれだと思うけど、
僕を含め、別にめちゃくちゃ普段から裕福な暮らしをしている訳ではなく、ある程度決まった額のお金をそれなりに切り詰めて生活している人が、
その『毎月3万円』というお金をどういう風に使っていくのかをしっかりと考え、然るべき所に使っていく事によって、本当に自分にとって一番大切な人・物・事に出会える。


もちろんそのためにマネーリテラシーを高める必要もあると思うし、もっと選択肢を広げてくれる大人が近くにいた方がいい。

とにかく言いたいのは、
先の事ばかり考えすぎず、今の気持ちも大切にしてほしいということ。
今ある気持ちは、明日にはなくなってしまうかもしれないから。


みんなが言うから、友達が言うから、親が言うから、メディアが言うから・・

周りを見渡すと、まあまあみんな歳をとっている。
その中で何も考えずに、
人生「あがり」にしようとしている大きな流れに飲まれることだけはしないように。自分で決めたのであれば、もちろんそれがいい。

世界ではさまざまな事が起きていて、テレビやネットを見ると、身体はそれを敏感に感じとります。メディアや情報が全て嘘とは限らないけど、全て真実というわけでもない。
現実をできるだけ自分の目や耳で感じながら、誰かの嘘や感情が乗った情報に自分を見失わないように。


⁡自分の判断で物事を決断できるように。

世界中どこにいても、何をしていても、常にワクワクしながら生きていたい。懐かしさが感じられる場所があるのだから、疲れたら帰ればいい。