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【数字は嘘をつかないが、嘘つきは数字を利用する】

簡単に釣られないための方法

『釣りサムネ』
という言葉を聞いたことがありますか?

サムネイルとは、
スマホやパソコン、各種SNSやYouTubeなどの動画サイトを利用する際に表示される小さいサイズの画像の事。

英語で「thumbnail(親指の爪)」
親指(thumb)の爪(nail)ぐらい小さなサイズの画像で、全部を見なくてもその内容・中身を確認できるため、あらゆるサイトで活用されている。
本などでいう、あらすじに相当するもので、それを見たらどんな物語なのかを想像させてくれるもの。

視聴者は限りある時間の中から、自分が求めているものを選択していく必要があるので、本来であればサムネは非常に大切な要素の一つ。

ただ今、『サムネ詐欺』という言葉も出てきてしまうくらい、視聴者に見てもらうと必死になり、過剰すぎる表現を使ってサムネを作って炎上してしまう人が出てきている。

本来であれば、あらすじを見て、ワクワクしながら読み進めていくのに、このあらすじ自体が嘘の塊で、視聴者がそれに釣られてクリックしてしまう。
結果、視聴者数も伸びて、
「視聴者は思ってたんと違うー!」
となり、その過剰すぎる表現をSNSで発信し、共感する人にどんどんシェアされていく。

でも、クリックしたのは視聴者で、読み進めていったのも読者だ。決して強制したわけではない。

じゃあこの場合、どちらが悪いのか?

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嘘は言わないけど、全てではない

メディアやニュースは嘘は言わない。だけど全てではない。

ただ、
全て100%純粋なニュースは99.9%無い。

100%嘘を言ったら虚偽で罪になる。
ただ、その事実に
「こうとも言えるよね」
という逃げ道を残しておくから、今まで罪にはならなかったのだけど、あまりにも過度な表現に関してはSNSなどで強く非難され、それが炎上という形で世に出てしまう事も最近は多い。

『こわいものみたさ』
とは、怖いもの、恐怖心を煽るものに対して、好奇心がそそられるさま。怖い反面、興味本位で覗いてみたくなるさま。

との事。コンテンツ作成者が視聴者をドキドキさせるように意図して作り、そのように仕向けている。

これは僕自身もYoutubeを作成したり、本を執筆したりする中で改めて気づいた事。
せっかく頑張って作成したのだから、どうせなら一人でも多くの人に届けたいというのは当然の事なので、どうやったら見てくれる人を惹きつけることができるか。

文章や写真、見せ方などを研究して発表するのだけど、じゃあそれって100%全て正しい事を純粋に言っているのか?と言われたら、もしかしたら自信満々にそうとは言えないかもしれない。その中の0.01%は誇張して表現したり、自分が思っているより強がっている姿もあるだろう。

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ドキドキ?ワクワク??

その中で、何を信じればいいのか。それはもう自分で答えを出すしかない。
ただ、テレビや新聞を見れば、自分がどのような気持ちになるのか、自分の胸に手を当ててちょっと落ち着いて考えてみてほしい。

その映像によって、ドキドキして不安や恐怖に感じていないか?
その言葉によって、ハラハラして心配や緊張を感じていないか?

もしくは、

その情報によって、ワクワクして期待や目標を抱いていないか?
その報告によって、ウキウキして夢や目標を持ってはいないか?

ドキドキは誰かによって与えられるけど、
ワクワクは自分の中からしか湧いてこない。

ドキドキハラハラはネガティブな時にも使われるけど、
ワクワクウキウキはポジティブな時にしか使われない。

毎日が新しい体験でありたいと思うけど、それを誰かによってコントロールはされたくない。
湧く湧くは自分の中から作り出そう。

「この文章を最後まで読んだら、人生が変わりました」
誰かにそう思ってもらえるような生き方がしたいと思います。