70日に及ぶアフリカ縦断も終了しました。
エジプトから南アフリカの希望峰までは55日で達成しましたが、その後更に3カ国、そしてカタールに3泊してニューヨークに戻ってきました。
日本に一度戻る予定でしたが、すぐに帰る必要がなくなったので、NYで色々たまった仕事やメンテナンスなども行いながら、また時期が来たら日本に戻りたいと思います。
今回はこの旅を振り返りながら、これからアフリカに行きたいと思っている人のための旅行記にしたいと思います!
1カ国1分ずつにまとめた動画はこちらから↓
https://youtube.com/playlist?list=PLAx9_EDjuIacmEkWCId17WJ3-7a_VBzvs&si=vMmzsmph6roqLoAb
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エジプト、ルワンダ、ウガンダ
・今回はNYからのフライトだったので、直行でエジプトのカイロへ。ギザのピラミッドをはじめ、スフィンクスや大エジプト博物館などへ。今回は日程も限られていたため、南にあるアブシンベル宮殿やルクソールなどには行かなかったけど、遺跡などが好きな人はそちらもおすすめです。ピラミッドが部屋から見えるホテルも4000円くらいで宿泊できます。エジプトへの入国ビザは25ドル。
・そこから、飛行機でルワンダの首都、キガリへ。本当は全て陸路で行きたかったけど、スーダン付近の治安が安定してないため、やむを得ずフライトでルワンダへ。SNSで事前にメッセージさせてもらっていた、現地の日本人の方が運営している保育園でのダンス体験会を行いました。
KISEKI
https://kisekirwandatravel.com/
また、コーヒー農園やムランビ虐殺記念館、Niyo Arts Gallaryなど、現地の観光名所なども周りながら、ルワンダ虐殺発生から30年しかまだたっていないにも関わらず、すごく街はキレイで整っていて、人も優しく、人間の力を感じることができました。
・その後、バスでウガンダへ。バスは予定時間より5時間ほど遅れて到着。時間通りに動かない&道ガタガタの「アフリカバスあるある」だということをこの時知りました。ウガンダは首都のカンパラを中心に3泊。絶滅危惧種でもあるマウンテンゴリラを見ることができるツアーもあるのですが、ブウィンディ国立公園の中に入るだけで、約12万円。そこから移動費や宿泊費を入れると15、6万円。ゴリラを諦め、街を散策していました。その代わりに、この旅ではちょっと良いホテルに泊まろう、と決めました。世界遺産の一つでもある、世界文化遺産カスビ王墓にも訪問しました。
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ケニア・タンザニア・ジンバブエ
・ウガンダからバスでケニア、ナイロビへ。夜行バスで安定の遅延で早朝に到着。ケニアでは、キベラスラムのマゴソスクールという学校を主宰している、早川千明さんが行っているスラムのツアーに参加しました。ナイロビ最大級のスラム・キベラで、孤児・ストリートチルドレン・貧困児童のための駆け込み寺・マゴソスクール、海岸地方ミリティーニ村にジュンバ・ラ・ワトト(子どもの家)を運営しています。
マゴソスクール
http://magoso.jp/
国立博物館やジラフセンターなども行きました。ナイロビでは、現地で生活している日本人の方が運営している宿に宿泊しました。
RAHA KENYA (ラハケニア)
https://note.com/rahakenya/n/n4a52dbe46610
この期間、ケニアでは洪水の被害などもあり、予定していたマサイ族の村訪問ツアーは断念。ルワンダ・ウガンダ・ケニアは東アフリカ観光ビザというのを事前に取得すると、100ドルで入国できます。
・ナイロビから、キリマンジャロ山の麓の街、Moshiを経由して、かつての首都「ダルエスサラーム」へ。これらの移動も全てバス。その後、フェリーに乗って、楽園ザンジバルへ。ザンジバルでは、プリズンアイランドと言われる、昔ザンジバルで奴隷売買をされていた際、抵抗する奴隷を監禁するための島のツアーがあるのですが、現地で詐欺にあって行けず、その代わりに犯人を見つけるために本当のプリズン(刑務所)まで行きました。この辺はあまり公では言えないので、有料になりますがこちらで動画でアーカイブにて話してますのでご興味があれば是非ご覧ください。
https://toshihikony.thebase.in/items/85927393
また、この件について、タンザニアの大使館にも報告した所、このような被害に遭われたような手口の事件は多数発生しているそうなので、楽しみながらも、どうぞ特にアフリカでは治安などにも気をつけてお過ごしください。その時に大使館からもらった、海外旅行のトラブル回避マニュアル“海外安全虎の巻”のリンク先はこちら↓
https://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/toranomaki.pdf
・そこからタンザン鉄道と言われるタンザニアとザンビアを繋ぐ鉄道に2泊3日で乗る予定でしたが、こちらは鉄道のメンテナンスのため、運行していなかったため、やむを得ず飛行機で、タンザニアからジンバブエの首都、ハラレへ。そこからバスでヴィクトリアの滝がある、ヴィクトリアフォールズという街へ移動し、世界遺産の滝を堪能しました。ジンバブエはビザ申請が30ドル。アフリカは以前より緩和されてきましたが、ビザが必要な国が多く、それだけでも渡航のハードルが少し高くなります。
ちなみに、宿泊先は経費を抑えるため、できるだけゲストハウスのような所を選んでいますが、ここではバックパッカー御用達のこちらへ宿泊。
https://www.shoestringsvicfalls.com/
観光名所や大都市などは、大体多くの旅人が泊まっているそれなりに口コミも良いゲストハウスやドミトリーが2、3箇所あります。
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ザンビア・ボツワナ・ナミビア
・そこから徒歩でザンビア国境へ。
ヴィクトリアの滝の橋を渡ると歩いて国境を越えることができます。
ザンビア側から来る場合、この橋を越えるだけならジンバブエのビザを取得せず無料で行くことができます。
そこからタクシーでザンビアの都市、リビングストンへ。
今回はボツワナへの経由地だったので、滞在は短めでしたが、
現地の昔ながらの伝統的な暮らしをしているムクニ村などを訪問しました。
・リビングストンから、タクシーを交渉してボツワナへ。
ボツワナ国境からサファリに参加すべく、カサネという街へ。
チョベ国立公園で、サファリ体験(車で野生動物を見に行くことを、”ゲームドライブ”と言います)をしました。
ボートに乗って川から動物を見る体験も。
他の国のサファリツアーは、5万円くらいする所も多いですが、
こちらのツアーは3時間で5000円程度。
ボツワナに来ることがあって、費用を抑えたい人にはおすすめです。
・ボツワナからバスを乗り継いでナミビアの首都、ウィントフックへ。
ここで途中で出会った旅人と車をレンタルして、ナミブ砂漠を中心に6泊7日でナミビアを周遊しました。
エトーシャ国立公園では、自分の車でサファリ体験ができたり、
世界で一番美しい民族と言われるヒンバ族の村に訪問したり、
デッドブレイと言われる500年も前に枯れたアカシアの木がある有名な場所にも行くことができました。
日本の国土の約2.2倍の大きさがあるので、車がなければなかなか移動が難しいので、
現地で一緒に行ける人がいたら車でのツアーが好ましいかと思います。
この時は6泊で2281kmを運転しました。
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南アフリカ
・そして、最後のゴール、南アフリカへ。
ナミビアから、アフリカで有名なバス会社、「intercape」に乗って20時間かけて、ケープタウンに到着。
テーブルマウンテンに2時間かけて登ったり、ネルソンマンデラ氏が収容されていた刑務所があるロベン島なども訪問しながら、
今回のアフリカ縦断の目的地、Cape of Good Hope(希望の岬)と呼ばれる、アフリカ大陸最南西端、喜望峰に到着しました。
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レソト・エスティワニ・モザンビーク
・アフリカ縦断は終了したのですが、そこからレソト王国へ。
レソトはアフリカ大陸南部に位置し、四方を南アフリカに囲まれた内陸国です。
「天空の王国」や「アフリカのスイス」などと呼ばれる、自然が豊かな国で、
南アフリカに2つしかないスキー場の一つがこちらにあります。
平均海抜1600メートル。
その後、南アフリカ第3の都市、ダーバンへ。
18時過ぎに到着したのですが、そこでホテルまで向かうウーバーを待っている時にスマホを確認していたら、
その瞬間、スマホ強盗に遭いました。
怪我がなくて何よりでしたが、諸々のデータを失い、旅の予定を変更せざるを得ない状況となりました。
特に南アフリカは治安が落ち着かない国の一つなので、どうぞお気をつけてください。
さらっと流してますが軽いトラウマですw
タクシーの運転手にこの事を話していたら、
「南アフリカを感じることができたね!」「explorer(探検家)だね!」などと言われ、
こういった事はかなり日常茶飯事で起きているようです。
・そこから乗合バスでエスワティニへ。
アフリカ大陸の南に位置し、北東にモザンビーク、
ほかの国境線はすべて南アフリカ共和国に接する内陸国となります。
2018年にスワジランドからエスワティニに変更された国名は、
国名「Swaziland」が、スイスの英語表記「Switzerland」と勘違いされることを防ぐ意図もあるという事でした。
現地では訪れる観光客も少ないのですが、伝統のダンスなどを見たりしながら、国の雰囲気を楽しみました。
・乗合バスで移動。
アフリカ大陸13カ国目の国、モザンビークの首都マプトに到着。
世界遺産のモザンビーク島をはじめ、海沿いの街なので、
様々なビーチなどで観光客が賑わう場所でしたが、今回は首都のみの訪問。
英語が通じる所も少なく、公用語はポルトガル語。
その後、再びバスで南アフリカのヨハネスブルグへ。
アパルトヘイトミュージアムや、タウンシップと呼ばれる南アフリカの旧アパルトヘイト政策の一環として、
都市近郊に設けられた黒人専用居住区などのツアーにも参加して、
この国が抱えてきた、そして今も抱えている問題などを直接聞くことができました。
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旅を終えて
今回は旅行記なので割愛しますが、
たくさんこの旅で感じたことはありましたが、
この経験は一生忘れられない瞬間となった事は確か。
死ぬ直前に自分の人生を振り返る時に思い浮かぶ一つになった。
これからもそんな時間、走馬灯を作るような瞬間にもっと出会っていきたいと思う。
人生は冒険だ
「先がわからないからおもしろい」
わかるのは、わからないということだけ