コンテンツへスキップ

あなたの舞台はどこですか?

11月になりました!

https://www.youtube.com/watch?v=rLYR3WPH2cM

ハロウィーンも終わり、今日はNYでは、NYシティーマラソンですね!ランナーのみなさん。楽しんできてください☆
そして、今月でちょうど渡米、5年が経ちました。経ました。振り返れば短かったように思えますが、自分でも想像できない今の姿はあります。これがそと時描いていてゴールだったのかどうかはわかりませんが、とにかく楽しんで生きています。それだけで感謝です。いつもありがとうございます。
動画は5年間の一部を編集してもらったものです。本当に色んな舞台で表現させてもらいました。踊りという自己表現でも、日本もアメリカも、それ以外の国も訪れる事ができました。感謝、感謝です。

さて、先月は既に色々投稿していますが、タイに10日間ほどパフォーマンスに行ってきました。これはハワイにいるシェフとのパフォーマンスだったので、直接会える時間は前日までなく、スカイプやメール等で練習や打ち合わせ等を行っていました。1日3回以上のパフォーマンスが毎日ありましたが、なんとか大きなトラブルもなく成功する事ができました。タイ滞在中は、『せっかくだからもったいない、MOTTAINAI』の精神が働いて、毎日2—3時間くらいの睡眠でも日々元気に動き回ってました。ちょっと時間が空けば、外に出て観光に行き、体の維持のために朝は毎日5時くらいから周辺を走っていました。やはり新しい体験は自分を鼓舞してくれます。これは改めて確信しました★
しかしニューヨークへ戻ったとたん、やはり体調を崩し、2日間ほどは引きこもるという事に。でも人間の限界は簡単に超えられる事に感動。

【あなたの舞台はどこですか?】

今回の旅では、改めてこの事を思い出させてくれました。ダンスを始めたきっかけのひとつが、「ボールやラケットを持たず、体一つで表現できること」だったんだ。今回踊る場所はほとんどがレストランのお客さんの席やキッチン内部。日本で講演を行っている時は15人くらいしか入れない会議室で踊る事も多いし、小学校の体育館やバー、NYでは仕事でほぼ毎日ストリートで踊っている。これは自分がダンスを始めた動機と本当に重なるな、と感じました。

どういうことか、というと普通に誰かと話している時に、ちょっと踊って欲しい!と言われる事がよくあります。これはそのアーティストの価値観や考え方によると思うのですが、僕の場合、”ちょっと”はできないのです。やるなら、100%で。どんな状況、どんな場所でも、その時にできる精一杯を。もちろん、しっかりした衣装で、照明で、舞台で踊れたら自分の魅力を100%引き出せると思います。だからそのいきなりの場所で踊る事は自分の100%ではないかもしれない。でも、自分のダンスを始めた動機、どこでもいつでもできる。それがダンスで。サッカーでシュートを見せてと言われても、テニスでボールを打ってと言われても、その場でやる事は容易ではない。自分の100%を出せない状況では、パフォーマンスするべきではない、という意見の人も多いと思います。自分を一番に活かせる所じゃないと、自分の価値が下がってしまいかねないから。
しかしだからこそ、ダンスというものは、もっと一般(ダンスをしていない人)に広がるべきであり、広がる理由がここにある。既にみんなの心と体の中には、踊りがあるのだから!

だから自分の舞台はどこでもいい。求められれば、そこでやるだけ。やれる事を全力で。そこで踊りをベースに表現していく。自分の人生の舞台はどこなのか?どこが、何が一番単純に、心を揺さぶるのか。その一点さえ見つかればそれだけで人生は素晴らしいものになると思うし、必ずあるものだと思います。ひとつに特定しなくてもいいと思うし、そのひとつが見つかった僕だからこそ、もっと伝えたい事がある。ニューヨークに来る前は、知らなかったし、気づけなかったから。単純にもったいない, mottainaiですよね。
自分がタイで感じたあのワクワク感を、自分の日常に更に落とし込めたら、ほんと楽しすぎる毎日なんだろうな。5年住んでいて、どうしても慣れてきて、いい意味でも悪い意味でも。新しい事を発見する事は難しい事かもしれないけど、心持ち次第で、毎日更にドキドキしていられる。

ダンスもそうだけど、やはり僕にとって旅もその動機の一つだと改めて気付きました。21歳で就活していた時、ただ3ヶ月に一回、営業場所が変わるという理由に、150万円するマッサージチェアーを売る仕事に面接に行った事を思い出しましたw新しい事、新しいものを見るのが本当に好きなんだということ。幸いにも?その面接は1次で落ちましたが。

だから30歳の今の僕は
舞台はどこでも、そして踊りをベースにした表現方法で生きています。

もしかしたら、近い将来、変わるかもしれない。でもそれでも良いと思っていますし、可能性は一つじゃない。むしろ、その時自分に何ができるか、その方が楽しみです。要は毎日エキサイティングにドキドキワクワクして楽しく挑戦している毎日を過ごせていれば、それでいいのだから。信念さえ変わらなければ大丈夫。

さて、6年目のニューヨークは一体何が起こるのか?!
11月からはそろそろお祭り気分の年末が始まります!さて、どうなることか。。。
本当にわかりません!www しかし偶然の出会いや体験で想像できなかった今を過ごせているので、またいつか来る未来の奇跡の時の為に、その準備をしっかり行っていきたいと思います。日本での講演やパフォーマンスに向け、そちらも並行して準備していきます。結局奇跡を起こすのは、いつも自分なのだから!

今回タイでお世話になったベニハナさん(レストラン)のモットーに、

it’s not just a meal, it’s an experience

とありました。
それは食事をするだけではなく、経験も得られる。
と直訳するとそんな感じだと思いますが、ただレストランに食事をするだけではなく、そこに“何か”別の見えないもの、それがパフォーマンスであったり、感動であったり。誰かとの出会いであったり。50年以上前から存在している、当時では考えられなかった、相席で食事をするというスタイル、本来行儀の悪い事とされている、食べる道具をパフォーマンスとして魅せるものに創り上げたスタイル。学ぶべき所が非常に多かったです。自分も常識にとらわれず、ただ、ダンスを踊るだけ、ではなく、そこに見えない何かを追求していきたいと改めて感じる事ができました。
僕も

”It’s not just a dance, it’s an experience.”
それはダンスだけではなく、”何か”が他にある

ようになれるよう、引き続き楽しんで進んでいきたいと思いますい!今新しいことに色々チャレンジ中です!またしっかり決まったらお知らせしたいと思います!!!